おはようございます。
「金澤ゆい」です。
とうとう退職シリーズの後編です。
退職を決意して、政界の道を選択するまでです。
*
前編と中編は下記になります。
*
私は2019年末に仕事で約7年過ごした大阪から、東京へ戻ってきました。
新しい部署、ブランドPR(全てのブランドのPR)の立ち上げを任されての東京への移動でした。
写真はその際に大阪のメンバーに送別していただいた際の写真です。
本当に多くの方に支えてもらっていました。
現在はこんな大勢で集まれる機会もなくなってしまいましたが、やっぱり直接メンバーと会って話をするのは楽しいものでした。
たくさん迷惑もかけて、たくさんのプロジェクトを一緒に行って、壁を乗り越えて、喜びを共有してきました。
それぞれが別の道を選択したとしても、この時のメンバーを忘れることはありません。
これからの人生の中で、また一緒に仕事ができれば良いと思っております。
ありがとうございました。
*
私が政界へ興味を持ち始めたのが、ちょうど1年前の10月でした。
今から約1年前、この場に自分が立っていることを、全く想像しておりませんでした。
*
民間企業で働く中で、女性にしか分からない差別は、友人の話を聞いても、まだまだ残っていると感じました。
例えばバリバリ働いていると、男性なら昇格や凄いね!となるにもかかわらず、女性だと「女性なのに・・・」と引かれる環境がまだ残っています。
子供を産んで、仕事に戻るのにパートで戻って、正当な報酬をもらえていない、そう思える身近な人にも会ってきました。
なぜ、世の中はこんなにも頑張っている人に優しくないのか。
誰だって幸せに、楽しく生きたいだけなのに。
*
今年は人生最大の、仕事のモテ期だったと思います。
行動を起こしてみると、こんなにもご縁が広がっていくものなのか、と驚いたものです。
ただ、その分ずっと、人の何倍も努力をしてきたし、勉強もしてきましたし、成果も残してきました。
①新しいチームで立ち上げを任される
グリコの全ブランドのPRです。やり方でいくらでもイノベーションを起こせます。
正直、このままグリコで仕事を続けるか悩みました。
だけど、このまま続けて大きな成果を残すには、組織を整えることも考えると2年はかかると思いました。
②ベンチャー企業
行きたかったIT系のデザインに強いベンチャー企業からご縁をいただきました。
こちらも会う人全てが魅力的で一緒に働きたいと思いました。
私はマーケティングでも、デザインを考えている時が一番楽しかったです。
ここでも1人目のマーケッターとして色々と任せてもらえるようなポジションを準備いただいておりました。
③GAFAM
ITの勉強をしたくて、一時期転職を考えておりました。
しかし転職したいと思っていた時期には、マーケティングでの空きがなく、ご縁がありませんでした。
しかし、今年の始め、政界に行こうと8割ほど覚悟を決めていた時期に、オファーを頂きました。
本当に悩みました。
ここで数年働いてからの政界でも良いのでは、と。
④起業
実は私は、今年、女性のキャリア支援の会社を起業しようと思っておりました。子育てにより、キャリアを諦めた人を支援する女性支援の会社です。
ビジネスプランもたてて、投資家も決まっておりました。
⑤政界
*
しかし、いくら起業しても、世の中のルールや制約が変わらないと、抜本的に変わらないのではないか。
大企業ですら救えないのに。
そう思うと「日本から変えるしかない」と思ったんです。
たとえ無謀と言われようと、根拠のない使命感であろうと、
「気づいてしまったから、気づいてしまった人が変えるしかない」と思うんです。
世の中に批判をするのは簡単です。
しかし誰かがやらないと変わらないんです。
だからキャリアも、起業の投資も断って、政治の世界を選びました。
こう言うと綺麗事だって言われます。
だけど綺麗事で、出来るわけありません。
想像以上に泥臭い世界です。
この業界を知れば知るほど、政治家系やお金持ちではないと無理なのでは、と何度も思いました。
政治家になるためには、仕事を辞めるのは当たり前、そのように言いますけど、それって本当に楽なことじゃないんです。
人生がかかっている、と言っても過言ではありません。
お金だって一般企業でそこまで貯まるはずもなく、全財産を投資しています。
国政の衆議院は、小選挙区と比例代表の供託金だけで、600万円かかります。
エントリー費と思ってくれると分かりやすいかと思います。
チラシを江東区の全エリアに配布するだけで、数百万円かかります。
事務所だって、人を雇うのだって、車を借りるのだって、お金がかかります。
地盤もないので、助けてくださる方を探すのも、ゼロからのスタートです。
政治という業界に入った瞬間、人間扱いされなくもなります。
政治の話をした瞬間、嫌な顔をされる場面にも何度も遭遇しました。
本当に強い思いがないと出来ません。
*
私は大切な人たちを、大変な時に救うことが出来ませんでした。
誰もが大切な人で救いたかったのに、何もできませんでした。
声をかけて、話を聞くことしかできませんでした。
私はこんな世界を変えたいんです。
頑張っている人が、報われる世界にしたいんです。
私は「誰もが自由に選択できる世界」をつくりたい。
*
私だって今まで政治なんてとか、自分の一票では変わらないと思っていました。
だけど、そう思っている人が大勢集まったら?
例えば、江東区の半分が投票しているとして、人口約50万人、有権者数が約42万人、その半分の約20万人がそう思っていて、その全員が投票したら・・・
変えられるんです。
政治家が最も怖いのは、私たち有権者です。
この東京、江東区から一緒に、この古い政治に風穴を開けていきませんか。
自分ではできないと思うのであれば、同じ志の誰かに託してください。
誰だって、楽しく明日を生きたいのは同じだと思います。
政治で世の中は変わるし、誰を選ぶかで、良くも悪くもなると思っています。
*
もし少しでも共感してくださりましたら、ボランティアに来ていただいたり、寄付で、お力を貸していただけますと幸いです。
<ボランティア>
下記で問い合わせ可能です。
お気軽にご連絡くださいませ。
電話番号 070-1361-4280
メールアドレス mail@kanazawayui.com
<寄付>
1,000円から受け付けています。
いただいた寄付は、1円たりとも無駄にしません。
次回は、なぜ維新なのか、という話をしたいと思います。
では、また明日。