金澤ゆい公式サイト

300年の時を超えて ~奥の細道サミット in江東~

おはようございます。

「金澤ゆい」でございます。

本日は、大島エリア、深川エリアを中心に活動してまいりました。

朝晩は日に日に冷え込みが増してきて、私の防寒グッズも増えてまいりました。

上下白のスーツではなくなっても、気づいてくださる方も多く嬉しい限りです。

皆さまもお風邪など引かれませんように、温かい恰好でお出かけくださいませ。

さて、深川エリアにある「江東区芭蕉記念館」に行かれたことはございますか。

江戸時代の俳人、松尾芭蕉が暮らした深川芭蕉庵近くにある記念館です。

芭蕉は、ここ深川の地で「おくのほそ道」や「古池や蛙飛び込む水の音」など紀行文や名句をつくったと伝えられております。

松尾芭蕉とゆかりの深い江東区で、21年ぶりに「奥の細道サミット」が開催されております。

トークショーや、芭蕉ゆかりの地を行くスタンプラリー、関連展示などたくさんの企画が用意されており、お子様から大人まで楽しめるのではないでしょうか。

私は、俳句を味わうことが好きです。

知識はあまり多くはないのですが、心情や、広がる風景、温度、音などを想像します。

つい忙しい日々に翻弄されがちですが、こういった時間は心安らぐ豊かな時間です。

新型コロナウイルスの感染拡大に留意しながら、300年の時を超えて、芭蕉の旅の世界を体感してみるのも良いかもしれません。

<奥の細道サミットin江東>

日程:12月5日(土)

関連イベント:11月27日(金)~12月6日(日)

会場:江東区芭蕉記念館、深川江戸資料館など

HP:https://www.kcf.or.jp/basho/summit/

「変化」と「人間」 〜始めた事を最後までやり通すのは、本当に美しいのか〜(4/5)

おはようございます。

「金澤ゆい」でございます。

本日は、亀戸エリアで「金澤ゆい国政ミニ集会」でした。

ご参加いただき、ありがとうございました。

地元の消防団について、日本の時間の使い方の文化、効率化など、様々なお話をいたしました。

やっぱり、少人数で意見交換をできる場は貴重です。

引き続き、江東区内各地にて「金澤ゆい国政ミニ集会」を開催予定ですので、ご参加お待ちしております。

みなさまのお声をお伺いして、政策へ反映してまいります。

さて早速ですが連載ブログの続きです。

今回は、日本の文化と現状維持バイアスの関係性について、お話できればと思います。

前回の記事は、下記になります。

日本の文化と現状維持バイアスの関係性についてですが、これは原点に立ち返ると、子供時代まで遡ります。

子供のころから日本人は、

「一つのことを継続する大切さ(初志貫徹)」

「我慢することの美しさ」

みたいなものを植えつけられていると思います。

始めたものは最後までやる。

途中で投げ出すなんて「甘い」の一言でバッサリです。

例えば、学校を辞めたいと言っている友達に、

「我慢して学校に来なさい」

とか

「そんなんでは、社会に出てもうまくいかないぞ」

と言っている学校の先生はいませんでしたか。

「初志貫徹」がとにかく正しくて、 途中で何かを変えることを「悪」と見なすのが日本の教育思想です。

似たような経験が思い当たる方も多いかと思います。

海外では「変化」は当たり前です。

もちろん国によって考え方もさまざまなので、一概には言えませんが。

例えば、転職を例にとっても 海外では日本に比べ転職はかなり一般的です。

さらに転職することによる「リスク」的な要素も少なく、それがスキルとして評価される国も多いです。

「変化」しやすい環境や文化が根付いています。

そして今、日本は転換期に来ております。

次回は、現状を理解した上で、私たちはどうすれば良いのか、お話できればと思います。

では、また。

「変化」と「人間」 〜自分で考えたアイデアが、他人のアイデアよりも優れていると感じたことはないか〜(3/5)

おはようございます。

「金澤ゆい」です。

本日は、豊洲から亀戸まで、江東区を縦断してきました。

まだまだお会いできていない方が多いと思う一方で、活動しているエリアで温かいご声援をいただくことも多くなり、励みになります。

引き続き、頑張ってまいります。

さて、連載中のブログの続きになります。

前回の記事は、下記になります。

今回は、現状維持バイアスの背景にある心理効果について、お話させていただきます。

現状維持バイアスの背景には、行動経済学のプロスペクト理論である、損失回避性があります。

損失回避性とは「利益から得られる満足度よりも、損失から得る苦痛の方が大きい」と判断する傾向のことを言います

損失回避性は、マーケティングで応用することが多い心理的傾向です。

また、保有効果という心理効果もございます。

損失回避性と同様に、プロスペクト理論の心理効果です。

保有効果は、授かり効果とも呼ばれていて「自分が所有しているものに高い価値を感じて、それを手放すことに心理的な抵抗感を覚える」心理効果のことを言います。

保有効果の実験として有名なものが、マグカップの売り値に関する実験です。

<マグカップの売り値の実験>

Aのグループには実験の開始と同時にマグカップを与えます。

Bのグループにはマグカップを与えないまま、そのマグカップの売り値を考えてもらいます。

そうすると、マグカップを所有したAのグループは、マグカップを所有していないBのグループの2倍の売り値をつけたのです。

保有効果は抽象的なものほどより大きく働くことが分かっております。

自分で考えたアイデアが他人のアイデアよりも優れていると感じる、などの心理も保有効果によるものと言われています。

また、人は慣れ親しんだ選択肢をまた選ぼうとする傾向があり、これを選択支持バイアスと言います。

選択支持バイアスには「自分の選択肢が正しかったと思い込もうとする」確証バイアスや、「何度も同じものに接することで親近感が生まれる」単純接触効果という心理が関係していると考えられます。

新型コロナウイルスの影響により、働き方などが変化する中で、テレワークに踏み切れない企業も、現状維持バイアスにかかっているかもしれません。

次回は、日本の文化と現状維持バイアスの関係性についてです。

では、また。