金澤ゆい公式サイト

「女が政治家やるな!」これは活動中に実際に言われた言葉です。

おはようございます。
「金澤ゆい」です。

SNSは毎日更新しておりましたが、ブログは手が止まっておりました。
ブログを書く!となると身構えてしまって、文章を考えるのに時間がかかります。
今後はもう少し気楽に、ブログを書いてみようかと思います。

先日はご縁がありロータリークラブにて、お話をさせていただきました。
何を話すか迷いましたが、
「民間企業からなぜ政治家を目指したのか」
「女性と政治家」
について話をすることに。政治活動や選挙を通じて、実体験も交えながらです。

女性の政治家が少ない理由として、政治家になる道は男女で異なる、それぞれ異なる障壁に直面する、家族との立ち位置や、政治は男性の仕事とする社会の意識、候補者の選定はほとんどが男性であること、政治資金も調達しにくいことなどをお話させて頂きました。

女性の政治家が少ない事で起きている弊害や、増やすためにはどんな手段があるのかもお話させていただきましたが、詳細を知りたい方は、ぜひお声がけ頂ければミニ集会やお話にお伺いいたしますので、お気軽にご連絡ください。

ただ、これだけはお伝えしておきます。

女性の政治家を増やすべきという意見に対して「なぜ増やす必要があるのか」という意見が必ず出てきます。

では、「ほぼ男性だけで行うメリットは何ですか。」

女性を増やすメリットの前に、男性が多いメリットも問うべきです。

人口は男女の比率は、ほぼ50:50で構成されています。
意思決定の場を男性が圧倒的多数で占めているこの現状は、民主主義のあり方としてもどうなのでしょうか。

また生物学的にも興味を抱く内容や、人生での経験が男女で異なるのに、一方の性別の声だけ政策に反映されるのは、政策に偏りが出るのは言うまでもありません。

例えば商品企画において、髭剃りなど男性が使用するものを女性だけで議論する、生理用品など女性が使用するものを男性だけで議論する、それでは消費者のニーズはくみ取れないよ、と思うでしょう。

しかしそんな矛盾した状況が政治の世界では、戦後ずっと続いているのです。
今こそ、女性の政治家や女性の管理職を増やし、新しい将来への選択肢の幅を広げたり、今までの延長線上ではないフィールドへと私たちは移行すべきタイミングです。

それは本当にニーズを汲み取っているのか。〜「誰もが自由に選択できる未来」を目指して〜

おはようございます。

「金澤ゆい」です。

私は民間企業で働いている時から、将来的には女性のキャリア支援の事業を行いたいと思っておりました。

出産をしてキャリアを諦めた友人や、とても優秀なのにパートでしか戻れない女性を多く見てきました。

そんな方々が、自分たちの強みを活かしてスモールビジネスを始められる支援を行いたいと思っておりました。

現在の日本において、女性の指導的立場の方は、3割もおりません。

政治家で見てみますと、東京都内には、小選挙区・比例含め42人の代議士がいますが、女性はそのうちたったの2人です。

衆議院議員においても、たったの9.9%です。

男性の方も、国会議員の9割が女性である社会を想像してみてください。

しかし、だからといって安易に女性比率を増やすのも躊躇われます。

なぜなら、まずは女性が「管理職になりたいのか」「政治家になりたいのか」その気持ちがあるのかを見極める必要があると思うからです。

なりたい人はいるが、なれる環境でないのであれば、それは環境を是正するべきではあります。

というのも、私は理系でした。
理系か文系か、それは自分で選択できることだと思いますが、理系は女性が非常に少ない分野です。

つまり、理系と同じように、管理職や政治家に”興味がない”という可能性も高いと思っております。

その他には、そもそも諦めており、その選択肢に気づいていなかった、というパターンもあるかもしれません。

男性においても、出世コースが管理職しかないからその選択肢を取っているだけで、本当はプレイヤーでいたかったり、主夫を行いたい場合もあるかもしれません。

今のご時世、ペルソナはシンプルには描けず、複合的になってきています。

過去のフレームに囚われた考え方では通用しない時代です。

だからこそ、多くの方の話を聞いて、調査して、ニーズを汲み取っていく必要があるかと思います。

とはいえ、令和の時代を迎えてもなお「出産か、キャリアか」という二択を迫る社会には、まだまだ政策のテコ入れが必要です。

永田町には女性の当事者目線が足りておりません。

「出産も、キャリアも」「出産したら豊かになった」と感じられる、女性のキャリア復帰支援・起業支援を推し進めます。

そして女性のみならず「誰もが自由に選択できる未来」を目指し、多様性あふれる社会をつくってまいります。