金澤ゆい公式サイト

ロングセラーブランドとは。

おはようございます。

「金澤ゆい」でございます。

本日は、南砂町、深川エリアで活動してまいりました。

「ポストにチラシ入ってたよ!」

「〇〇駅でも見かけた!」

「(散歩中の方々に)頑張ってね!」

とお声がけ頂ける機会も増えて、嬉しい限りです。

”上下白のスーツ”で歩いている人を見かけたら、それが「金澤ゆい」です。

この時期に上下白のスーツの人なんてそうそういないと思いますので、分かりやすいかと思います。

お気軽にお声がけくださいませ。

さて、13日に私が担当していた「ポッキー」が、2019年に世界で最も売れた「チョコレートでコーティングされたビスケット」として、ギネス世界記録に認定されたと発表がありました。

約5億9000万ドル(約620億円)を売り上げ、世界一と認められました。

<「ポッキー」世界で最も売れたチョコのビスケットに・・・ギネス認定>
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dc40d5412c2aa8fb06b1e37877ddfc298b8f988

思ったよりも様々な方からご連絡をいただき、反響があったので「ロングセラーブランド」についての記事を書こうと思います。

早速ですが、「ロングセラーブランド」と聞いて、皆さん何を想像するでしょうか。

売れているもの、どこにでもあるもの、有名なもの、ずっと昔からあるもの、みんなが知っているもの・・・。

一般的には、市場の中で一定の売上を持ち、認知もあり、それが継続的に続いているブランドが、ロングセラーブランドとされています。

ロングセラーブランドとはいえ、何もしなければ売上はとどまり、それ以上の成長は期待できません。

ロングセラーブランドは、歴代の担当者達が休むことなくずっと走り続け、バトンを繋いできた汗と涙の結晶なのです。

今回のギネスの記録は、本当に数え切れないほどの歴代の担当者や、関係部門が築き上げてきた成果だと思っております。

ブランド担当者の立場で考えると、そのブランドが若いうちは、様々な打ち手が許され、迷いながらも大きな挑戦ができる遡上があります。

しかし、これが2年、5年、10年、50年と続くブランドになっていくと、そのブランドらしさとは何なのかという答えのない迷宮に迷い込んでしまうだけではなく、その恩恵と比例して制約もどんどん大きくなっていきます。

ポッキーで例えると、赤い箱、プレッツェルにチョコレートがついた形状、など大切な約束事がたくさんあります。

この制約ばかりに目線がいってしまい、気づかないうちに色んな「型」や「ルーティーン」に縛られているかもしれません。

では、お客様の立場になって考えてみるとどうでしょう。

いわゆるロングセラーブランドと言われている商品やサービスを、買ったり、利用したりしたのは、直近でいつでしょうか。

長い歴史があるゆえに、すぐそばにあることが当たり前になり、意識されることが少なくなってしまいがちです。

ロングセラーブランドは、大切なロイヤルカスタマーを守りながら、その存在を忘れ去られないように、常に新しいニュースを発信し続けなければいけないのです。

ポッキーは発売してから50年以上が経ちますが、現状に満足することなく、日々チャレンジの連続です。

私は長年「チョコレートでコーティングされたビスケット」の企画をやってきたわけですが、皆さんもずっとそのアイディアを企画し続けることを想像頂きたいです。

アイディアに詰まりますよね。

企画者がずっと同じ人だと考えが凝り固まるので、定期的に企画者の異動をして新陳代謝を促したり、若い世代をメンバーに加えたりして、新しい考えを吸収して成長していく必要があります。

民間企業では当たり前に行われていることです。

では、政治の世界ではどうでしょうか。

伝統も大切ですし、長く続いてきたことを壊して、新しくすることが目的となってはいけません。

しかし、時代にあった、新しく変わって行かなくてはならないことがあるのも事実です。

いつまでも同じままでは、維持するのですら難しいご時世です。

普遍的なものと、変わりゆくものの”本質”をしっかりと見極めていくことが重要になってまいります。

マーケティングや企画者の立場ではなくとも、他の立場でも同じことが言えると思います。

”本質”を見失わないように、私も日々頑張っていきたいと思います。

リケジョという言葉がない世界へ。〜理系出身である私が思う、生きにくさと、未来への期待〜

おはようございます。

「金澤ゆい」でございます。

本日は、豊洲、門前仲町エリアで活動してまいりました。

昨日、”リケジョ”の活躍がニュースで報じられました。

今年のノーベル化学賞にゲノム(全遺伝情報)編集技術を開発した独マックス・プランク感染生物学研究所のエマニュエル・シャルパンティエ所長(51)=フランス出身=と米カリフォルニア大バークリー校のジェニファー・ダウドナ教授(56)の女性2人が輝きました。

(ゲノムという言葉を聞くとワクワクしますね!)

過去にも女性の受賞者はおりましたが、女性二人に共同授与されたのは初めてです。

私も理工学部出身で、生物化学の研究に取り組んでおりました。

世界で活躍している、理系女子コンビの受賞に非常に感激いたしました。

ノーベル賞を自然科学分野での受賞された女性はたったの3.5%です。

また、日本の研究者の女性割合は16.2%しかございません。

政治の分野だけではなく、科学分野でも女性の進出が遅れております。

特に日本の場合、「女性は家事子育て」というジェンダー論が根強く残り、女性が、STEMと言われる理系分野などを義務教育の段階から避ける傾向があります。
※STEM:Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字

また、ブラック研究室に代表される、長時間労働の過酷な環境も女性の進出を防げている一因です。

労働環境とともに、今の日本は優秀な研究者が正当な評価が得られない現状もございます。

将来の日本の発展のためにも、優秀な研究者の評価、若手研究者の地位向上は必須です。

さらに、他国と大きな差をつけられている研究開発資金への集中投資も必要です。

特に、バイオテクノロジーの医療分野での活用や、介護ロボット、AI・IoT・5Gなどの先端技術の応用を進め、人口減社会に対応するテクノロジーの社会実装を行いたいと思っております。

この報道をきっかけに、多くの女性、学生も科学に興味関心を持ってくれたら嬉しいです。

そのためにも社会の「理系=男性」、理系出身と言うと良い意味だけではなく、驚きの「女性なのに理系なの?」という反応をされるバイアスを緩和していく必要があります。

社会が望む女性像や男性像に私達は窮屈な思いをしてきました。

そもそも”リケジョ”という言葉自体が、そのバイアスを象徴していると言っても過言ではございません。

なぜ女性に理系が少ないか、その一要因としては、幼児期のおもちゃが由来していると思います。

幼児期に男の子が遊ぶのはブロックや車などで、女の子はおままごとが多いです。
その結果、男の子は幼児期の経験から、力学など理系の分野に興味を持つ土台がありますが、女の子にはないのです。

また、女性で理系をビジネスにしている方が少なく、身近にロールモデルがいないのでイメージが湧きにくいこともあります。

教育や社会のバイアスの見直しとともに、女性がもっと科学に興味を持ってくれる環境をつくっていきたいです。

時代を創造する力。

おはようございます。

「金澤ゆい」でございます。

本日は、豊洲、東雲、辰巳、有明エリアで活動してまいりました。

本日もたくさんの出会いがございました。

応援してくれているワンちゃんとも、いつもの時間と場所も異なったのですが、偶然お会いすることができました。

いつも癒しをありがとうございます。

タワーマンション前での辻立ちで、見えるか見えないかギリギリの高層階からもお手を振ってご声援をいただきました。

「私のマンションにはまだ来ていないよ。」

という方がいらっしゃいましたら、ご連絡くださいませ。

すぐにお伺いいたします。

豊洲公園にいらっしゃったご家族連れの方からは、

「子供たちに質の良い教育を受けさせたい」

というご意見をいただきました。

質の良い教育とは、それぞれ定義は多様かと思いますが、私は「その時代を創造する力」を身に着けることのできる教育だと考えております。

情報化やグローバル化といった社会変化の中で、これからの時代に求められる力とは「自ら課題を見つけ、他者と協力し、テクノロジー駆使して解決する力」なのではないかと思います。

答えのない世界に、自ら思考し、答えを導く力が必要だと思います。

イノベーションも、そこからしか生まれません。

小学生、中学生、高校生、と学校では答えのある教育、みんな同じように過ごすことを求められがちです。

しかし社会に出た途端、答えがなく、個性を求められる。

このままの今の日本の教育では、世界に通用する人材を輩出できなくなると思います。

時代の変化から取り残されている、ルールや制度を変えていかなければなりません。

新学習指導要領が順次改正されておりますが、主眼となっているのは”主体的・対話的で深い学び”の実現です。

まさに、これからの時代を生きる子供たちに必要な学びだと思います。