金澤ゆい公式サイト

2020.07.28

当事者にしか気づけない世界がある。

おはようございます!

「金澤ゆい」です。

本日は門前仲町メインでした!

毎日のように江東区内を歩き回り、近所もタスキをつけて歩いて区民に話しかけるという変人!?のような活動を行っております。

今まで、年配の方やサラリーマン・OL、学生たちとはよく話していたのですが、最近の特徴としましては「お子さま連れのお母さん」と「障がいのある方」に話しかけられることが多くなりました。

お母さんからは、直近の教育の問題やコロナ化での学校の生活変化、教育費の問題、大小様々なお声をお伺いしておりますが、最も多いのは「子どもの将来が漠然と心配」ということでした。

未来の日本を引っ張っていくのは、今の子供たちです。

私たち現役世代が、彼ら彼女たちにバトンを受け継げるような環境にしていかないとと強く思います。

障がいをお持ちの方々は意見が様々でして、もちろんご本人が何を抱えているかで問題意識も変わってくるとは思いますが、根本的な部分で「他の人と同じように接して欲しい」という方、「特別扱いして欲しい」という方、十人十色。

本日だけでも、耳の不自由な方と数名、身振り手振りでコミュニケーションを行いましたが、手話ができたらもっとご本人の意見を聞けたのにな、と悔やまれました。
(江東区議会議員の三次ゆりかさんに、教えていただこうかな・・・)

ほぼ女性の意見ばかり聞いているのですが、雇用形態や交通の不便さなど、私の目線だけでは気づけない内容ばかりです。

しっかりと受け止めていきたいと思っております。

今まで私が聞いてきた内容は、ほんの一部の話でまだまだ世の中に課題は眠っていると思います。

本人すら気付いていないかもしれません。

しかし、こうやって1人1人と対話して、みなさんの意見を聞くことでしか、それは分からないと思っています。

私は個々の意見や価値観を尊重したいと、昔から思っております。

どれが正しいとか答えはなく、互いの考えを尊重して共存して生きていけるような世界にしたいと。

グリコでマーケティングを行っていた際もそうでした。

商品を開発するのにも、現状にどういった課題があり、ではなぜ今は解決されず、新しい商品なら解決できるのか。

机の上でパソコンを叩いていても答えは出ません。

定量データで仮説を立てるのは大切ですが、最終的には定性的にその商品を求めている方々へ意見を聞くしかない。

どんな仕事でも、本質は同じだと思っております。

最終的にたどり着く先は、私たちです。

これからも多くの方と対話してまいります。