おはようございます。
「金澤ゆい」でございます。
本日は、東陽町、大島、門前仲町エリアで活動してまいりました。
「また金澤ゆいが立っている!」
と何度かお会いした子供たちが、私のことを覚えていてくださりました。
こうやって、子供たちもお声をかけてくれるのは嬉しいものです。
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私が住んでいる清澄白河エリアには、東京都現代美術館があります。
先週末まで「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」展が開催されておりました。
エリアソンの再生可能エネルギーへの関心と気候変動への働きかけを軸に構成されます。
東京都現代美術館HP
それは展覧会のタイトルにも反映されています。
エリアソンは言います。「〈ときに川は橋となる〉というのは、まだ明確になっていないことや目に見えないものが、たしかに見えるようになるという物事の見方の根本的なシフトを意味しています。地球環境の急激かつ不可逆的な変化に直面している私たちは、今すぐ、生きるためのシステムをデザインし直し、未来を再設計しなくてはなりません。そのためには、あらゆるものに対する私たちの眼差しを根本的に再考する必要があります。私たちはこれまでずっと、過去に基づいて現在を構築してきました。私たちは今、未来が求めるものにしたがって現在を形づくらなければなりません。伝統的な進歩史観を考え直すためのきっかけになること、それがこうした視点のシフトの可能性なのです。」
実は私は、アートも大好きでして、美術館にもよく訪れておりました。
「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」展はどうしても行きたかったのですが、行く機会を逃してしまいました。
非常に残念です。
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アートを観て感じることは、人それぞれです。
同じ作品を眺めても、その時の気持ちや環境で、感じることが変わります。
私は作者が何を想って描いたのか、つくったのかに思いを巡らせながら観ることが多いです。
1人で観に行くのも好きですが、誰かと一緒に行くと、自分では気づけない視点に出会えるのも好きです。
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アートと聞くと難しく感じるかもしれませんが、それは上手い下手などの価値観で判断を下そうとするからだと思います。
アートというものは、メッセージやコンセプトがあるとはいえ、そもそも答えのないものであり、人によって感じることが異なることに魅力があると想っております。
ある意味未完成でもあり、観る側の余白が残されている。
そこにこそアートの醍醐味があると思います。
私たちは常に答えのない世界に生きています。
何かに迷った時、新しい視点を得たい時は、こういったアートに触れるのもおすすめです。
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東京都現代美術館